お知らせ
★休校中の活動
かえるの学校では、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、対面式の教室は休講としました。また、その間、アフターコロナの教室再開に向けて、いくつかの試みを重ねてきました。
かえるの学校放送室(Zoom)
クローズドのZoomによる生放送
by かえるの学校放送室広報部
第1回 2022年6月26日
第2回 2022年7月31日
第3回 2022年9月4日
かえるの学校放送室(podcast配信)
第1回 大西寿男プロフェッショナルの巻 その1~その3
「きく・はな・かい」
聞いて・話して・書くを体験するワークショップ
(初回対面、以降はLINE+Googleドキュメントのハイブリッド)
2024年9月~12月
上記の試みはいずれも、おたすけ隊(卒業生有志)と講師3名が試行錯誤しながら実施してきたものです。
なかでも「きく・はな・かい」は、再開に向かうホップ・ステップ・ジャンプのジャンプに当たる試みになりました。
「きく・はな・かい」に至る経緯については次のお知らせ《「きく・はな・かい」とは》をご覧ください。
(2024・12・31)
★「きく・はな・かい」とは
少人数で、密に、じっくり、安心してことばに向き合う場。
かえるの学校のこうした持ち味はまさに、コロナウイルス感染症防止のために避けなければならないとされた「三密」そのものでした。
休講を余儀なくされ、その間、ネットを利用しての試みをいくつか重ねてきました。
そろそろ対面の教室も再開したい。
講師が話し合って最初に考えたのは「おはなし会」でした。
大森のかえるの学校に来ていただいた話し手の方を車座に囲み、お話を聞き、ディスカッションしたり、懇親の時間を持ったりする、親密で気楽な「おはなし会」。
休講中に実施した「放送室」プロジェクト以来、さまざまに支えてもらってきた、卒業生有志の皆さんの意見を聞いてみました。
皆さんはこう言ってくれました。
誰かの話を聞く機会は世の中にたくさんあります。コロナ前に比べ、オンライン講座も格段に増えました。大森のかえるの学校にわざわざ足を運んでくる人が得られるものって何ですか。
かえるの学校の価値とは何か? と問われたのです。
原点に立ち返って、講師たちが考えたのはこういうことでした。
ことばを安心してやりとりできる場であること。
この「安心」に価値があるのではないか。
相手のことばに耳を傾ける。
その場にいる人たち同士、ことばのキャッチボールをする。
自分の中から生まれてくる言葉を抱き寄せる。
そして、それをもう少し広い場所に向けて語ってみる。
これらを「安心して」体験できる場所を提供したい。
「きく・はな・かい」のイメージが具体化し、コンセプトが定まりました。
プランを練り、VOL. 00は船出します。そして、紆余曲折(うよきょくせつ)の末、ゴールにたどり着きました。準備を始めたのは夏。皆でともに走り抜けたときには冬になっていました。
そんな「きく・はな・かい」VOL. 00を特設ページにまとめました。
講師3人のほか、スタッフとして講師を支え引っ張ってくれたおたすけ隊の皆さんも、参加者の皆さんも、かえるの学校の卒業生です。
その意味で、これはまだ「おためし会」ですが、冬眠していたかえるの学校が、再開に向けて大きく踏み出したその足跡です。
ぜひご覧になってください。
(2024・12・31)